インデックス開発世界大手米MSCIは2月7日、企業向けのESG情報提供サービス「MSCIコーポレート・サステナビリティ・インサイト」をリリースした。同社これまで機関投資家が顧客だったが、発行体側向けのサービスを展開してきた形。
同サービスでは、企業のESG評価、ESGコントラバーシー、国連持続可能な開発目標(SDGs)整合性等に関するMSCI ESGリサーチのリスクとパフォーマンスのデータをビジュアル化。発行体の意思決定に活用できるようにした。
気候変動関連では、MSCI ESGリサーチが手掛ける「Climate Value-at-Risk」と「Implied Temperature Rise」ソリューションのデータも搭載。発行体が自発的にリスクエクスポージャーと世界の気温目標との整合性を確認することができるようにした。
他にも、MSCIターゲット・エクスプローラー・ツールを活用し、気候変動緩和関連コミットメントの潜在的な開示ギャップの特定もアシストする。気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)情報開示での同業他社比較も可能。
【参照ページ】MSCI ESG Research launches tool for companies to analyze their sustainability strategy against peers
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