気候変動に関する金融リスクを検討するための中央銀行・金融当局ネットワーク「気候変動リスクに係る金融当局ネットワーク（Network for Greening the Financial System；NGFS）」は2月6日、気候ストレステスト等で今後用いる気候シナリオに関する初のユーザーフィードバック調査を開始した。締切は2月27日。
NGFSは、金融当局向けのツールとして、2019年に気候シナリオの開発に着手。2020年以降には、金融当局だけでなく、民間の金融機関でも自主的な参照が進んでいる。今回のパブリックコメント募集は、今後幅広いプレイヤーがユーザーになることを想定し、グローバル公共財になるために幅広い関係者から意見を収集する。
収集された結果は、NGFSシナリオ開発作業計画の参考情報として用いられる。
【参照ページ】NGFS seeks public feedback on climate scenarios
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