電子機器世界大手中国レノボは1月19日、2050年カーボンニュートラル目標を発表。科学的根拠に基づく削減目標イニシアチブ(SBTi)からネットゼロ・スタンダードに基づく承認を受けた。PC・スマホ企業でのネットゼロ・スタンダード承認は世界初。
今回策定したのは、まず長期目標では、スコープ1、2、3の排出量総量を2050年度に2019年度比で90%削減する。同社はSBTiのネットゼロ・スタンダードの実証に参画しており、今回同社としてついに公式目標として公表された。
短期目標では、同社は2020年9月、二酸化炭素排出量を2030年度までに2019年度比でスコープ1とスコープ2で50%減、スコープ3で25%減の目標を設定。すでに1.5℃目標でのSBTi承認を受けている。スコープ3の削減目標は、製品使用のスコープ3で2019年度比35%減、購入財・サービスでのスコープ3を粗利100万米ドル当たりの原単位で66.5%減、上流輸送で輸送tkm当たりの原単位で25%減としている。
【参照ページ】Lenovo Commits to Net-Zero Emissions by 2050, Validated by Science Based Targets initiative
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