総合電機世界大手独ボッシュと独駐車場管理APCOAパーキングは1月23日、ドイツ国内の駐車場15ヵ所に、自動運転レベル4(高度自動運転)の自動駐車システムを導入すると発表した。両社は、すでに世界初のレベル4自動駐車システムを、同国シュトゥットガルト空港にも導入済み。
両社はまず、駐車場1ヵ所あたり最大4台分の駐車スペースを自動駐車システムに対応させる予定。自動駐車システム用の駐車スペースは、駐車場毎に最大200台まで拡張することができる。駐車場システムの拡張工事は2023年に開始する予定。ドイツは、自動運転レベル4向けの法律整備をすでに進めている数少ない国のうちの一つ。フランス等も同様の動きを進めている。
自動駐車システムでは、ボッシュのステレオカメラで、空き駐車スペースを特定。また、走行通路と周辺を監視し、通路にある障害物や人を検出する。自動運転中に 予期せぬ障害物を検知した場合、車両はブレーキをかけ、安全に完全に停止も可能。これらの技術により、車両の技術的要件が最小限に抑えられ、あらゆる車種での自動運転による無人駐車サービスを実現する。
ドライバーは、駐車場の入り口付近の専用ゾーンに車を停車し、アプリを操作することで、自動駐車サービスを利用できる。さらに、APCOAのFLOWプラットフォームを活用することで、チケットレス、駐車場の予約、ナンバープレート認識による非接触入庫、キャッシュレス支払い、請求書発行、非接触出庫までを実現する。
【参照ページ】Bosch and APCOA to provide automated valet parking technology in parking garages across Germany
【画像】Bosch
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