Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【韓国】風力発電大手ヴェスタス、アジア太平洋生産拠点を韓国に建設へ。韓国大統領も臨席

 デンマーク風力発電機製造大手ヴェスタス・ウィンド・システムズは1月18日、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)の場で、韓国に3億米ドル(約380億円)の投資と、現在シンガポールに置いているアジア太平洋地域本社を韓国に移転する計画を発表した。記者会見では、韓国の尹錫悦大統領もスピーチを行った。

 ヴェスタス・ウィンド・システムズは、3億米ドルを投資し、アジア太平洋市場向けの風力発電タービンの製造拠点にする考え。韓国にとっては、新たな産業・雇用創出と輸出拡大のチャンスとなる。

 同社は2021年6月、韓国風力発電タワー製造大手CSウィンドに対し、米コロラド州プレブロにあるタワー製造工場を1.5億米ドル(約200億円)で売却する契約を締結。同社はタービン製造に注力するとともに、CSウィンドとの協力関係を強化すると発表している。今回の発表では、韓国でヴェスタスとCSウィンドの合弁会社を設立する考えも語った。

 同社は2022年11月、韓国の設備容量1.3GWのMunmuBaram洋上風力発電のプロジェクト運営会社MunmuBaramから、優先タービンサプライヤーとして指名されており、すでに韓国国内での大きな需要が発生している。納品するのは、15MWの「V236」を84基。MunmuBaramは、韓国CoensとスウェーデンHexiconの合弁会社CoensHexiconと、英シェルの合弁会社として設立されている。ヴェスタスは設置後も、20年間の保守メンテナンス契約を提供する予定。

 同社はすでに、全世界で8GW以上、1,500基以上の洋上風力タービンを設置。英スコットランドやポルトガルでは浮体式洋上風力タービンも稼働している。

【参照ページ】CS Wind to acquire Vestas’ Pueblo tower factory to strengthen local job creation and wind energy supply chain
【参照ページ】Vestas selected as preferred supplier for the 1.3 GW MunmuBaram floating offshore wind project in South Korea
【画像】Vestas

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。