本田技研工業の中国現地法人である本田技研工業(中国)投資は1月11日、中国自動車大手の東風汽車集団と協働し、本田技研工業の燃料電池(FC)システムを搭載した商用トラックの走行実証を中国湖北省で開始したと発表した。
両社は2022年9月、広州汽車集団とともにEV(電気自動車)バッテリーの調達合弁会社「衆鋭(北京)貿易服務(HDG(Beijing)Trading Service」を設立。加えて、寧徳時代新能源科技(CATL)との間でも、EVバッテリー安定調達体制の確立を目指し、パートナーシップを一層強化する覚書も締結済み。
【参考】【日本】ホンダ、東風汽車及び広州汽車と中国でEVバッテリー調達合弁設立。日産はHEV電池子会社化(2022年9月8日)
今回の実証では、東風汽車集団の商用車開発の知見と、本田技研工業の燃料電池技術を組み合わせ、中国でのカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)実現を促進。両者は今後、実走行を含む様々な条件下での環境適合性、燃費性能、耐久性等を確認し、商用車での燃料電池システムの有用性を検証する。
【参照ページ】東風汽車集団と共同で、Hondaの燃料電池システムを搭載した商用トラックの走行実証実験を開始
【画像】本田技研工業
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