花王は12月26日、取得必須型の育児休暇制度の新設と、育児期における短時間勤務制度の拡充を行うと発表した。男女ともに仕事と育児を両立できる環境整備を進める。
今回新設する有給育児休暇制度では、男女ともに10日間を完全取得することを必須化。男性の育児参加機会拡大を目的としている。
短時間勤務制度「メリーズタイム・プラス」の拡充では、子どもの1才4月末日まで、最大1日4時間、週3日までの勤務時間・日数の短縮を可能とする。
今回のアクションは、同社の中期経営計画「K25」で掲げている「社員活力の最大化」の一環。同社は、女性を含む多様な人材の定着と、公正な機会を得るための支援を行い、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)を進めている。
【参考】【日本】花王、ESGを中期計画に全面統合。ポジティブ・インパクトで高収益実現。2030年売上2.5兆円(2020年12月10日)
【参照ページ】花王、育児両立支援制度の新設・拡充で女性活躍推進を加速
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