欧州・アジア飲料大手コカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(CCEP)のオランダ法人は1月5日、2026年末までに全社用車を電気自動車(EV)に切り替えると発表した。
同社は、物流委託先企業での全車両のバイオ燃料使用への転換や、オランダ・ドンヘンの製造拠点での自社EVフォークリフトへの転換等を進めており、今回発表のアクションを含め、合計300台の車両を転換する。
【参考】【オランダ】コカ・コーラ欧州ボトラー、輸送全体でバイオ燃料転換。物流サプライヤー協働(2022年2月26日)
同社は、サステナビリティ・コミットメント「This is forward」の中で、2040年までにカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)達成を目標としており、2021年には、国際環境NGOのThe Climate Groupが運営する国際イニシアチブ「EV100」にも加盟済み。2030年までに全ての自動車とバンの電気自動車(EV)転換、EV転換が困難な場合には超低排出車に転換する。また2022年末には、同社ベルギー法人及びルクセンブルグ法人が、ルノー・トラックとの協働を発表。ベルギーで最大規模のEVトラック導入を行い、二酸化炭素排出量を年間75%削減予定。
【参考】【国際】CCEP、サステナビリティ目標引上げ。コカ・コーラ・カンパニーとも連携強化(2022年12月6日)
【参照ページ】Coca-Cola Europacific Partners in the Netherlands to switch to electric vehicles for all company cars
【画像】CCEP
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