Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【ドイツ】化学商社ブレンターク、製品カーボンフットプリント開示。TfS策定ガイドライン活用

 独化学商社大手ブレンタークは12月1日、顧客企業向けに製品カーボンフットプリント(PCF)に関するデータ提供を開始したと発表した。同社は世界78カ国で事業を展開しており、フランクフルト証券取引所に上場している。

 同社は、9月に発表されたサプライチェーン上でのサステナビリティ評価改善イニシアチブ「Together for Sustainability(TfS)」による製品カーボンフットプリント(PCF)算出のためのグローバルガイドライン「PCFガイドライン」策定にも参画。今回、同ガイドラインに即して測定したデータを外部開示する形。

【参考】【国際】化学大手37社、化学製品のスコープ3算出でガイドライン策定。WEFやWBCSDとも連携(2022年9月30日)

 製品カーボンフットプリント(PCF)の算定範囲は、スコープ1、スコープ2、スコープ3の上流工程。製品の製造工程だけでなく、原料調達や輸送等に関する二酸化炭素排出量を可視化することで、同排出量の削減を促進する。

 同社提供の製品カーボンフットプリント(PCF)データは、サプライヤーからの追加情報をもとに、今後もアップデート予定。また同データを活用したサービスの開発も進めている。

 同社は、2045年までにスコープ3を含むバリューチェーン全体でのカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)、2025年までに100%再生可能エネルギー電力への転換が目標。科学的根拠に基づく削減目標イニシアチブ(SBTi)のネットゼロ・スタンダードにもコミットし、承認を目指している。今回のアクションもその一環。

【参照ページ】Brenntag introduces new service to provide business partners with Product Carbon Footprint data to drive sustainability agenda

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。