家具世界大手スウェーデンのイケアは12月5日、太陽光発電パネルを装備した電動カーゴバイクをラストワンマイル輸送で導入すると発表した。
同社は、2050年までにスコープ3を含むバリューチェーン全体でのカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)を、さらに中間目標として2030年までに同50%削減を目標として掲げている。今回のアクションもその一環。
同社は2021年、オランダ・デルフトのイケア小売店舗で、周辺市街地で電動カーゴバイクを実証利用し成功。次の段階として、同社のフランチャイズ統括子会社インター・イケア・システムズを介し、世界中の全イケア小売店舗で宅配輸送に活用する。現在、12の企業グループがイケアとフランチャイズ契約を締結している。
インター・イケア・システムズでは、サステナビリティ、手ごろな価格、アクセシビリティの3分野を重視。都市環境やeコマースの需要増加に応え、気候変動や従業員にやさしい、新たなロジスティクスとカスタマー・フルフィルメントを模索している。
【参照ページ】Solar-powered cargo bikes to reduce the home delivery climate footprint
【画像】IKEA
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