飲料世界大手バミューダ諸島のバカルディは12月1日、2023年末までの達成を掲げていた年末年始休暇時期ギフトパック商品での使い捨てプラスチック全廃目標を、前倒しで達成したと発表した。プラスチック不使用または代替品への転換により、使い捨てプラスチック消費量を年間約275t削減できた。
【参考】【国際】バカルディ、年末年始休暇時期ギフトパックでのプラ使用量50%削減。一部主力商品では100%プラ不使用(2021年11月7日)
対象は、バカルディ・レゼルヴァ・オチョ、グレイグース、ボンベイ・サファイア、マルティーニ・ベルモット、パトロン、デュワーズ12年等、同社ギフトパック全商品。12月から開始する。
同社は、ボトル栓やトレーの素材を、プラスチックからFSC認証段ボール等に転換。アバフェルディ12年のギフトパックでは、ポテトスターチ及びセルロース繊維を活用した100%堆肥化可能な素材での包装を、蒸留酒ブランドとして初めて採用した。
同社はその他、2025年までのコミットメントとして二酸化炭素排出量50%削減、水消費量25%削減、主要原料と包装・容器での100%持続可能な調達の実現、包装容器の100%リサイクル可能な素材への転換、包装容器での再生素材含有率40%の達成等も設定。全商品製造での埋め立て処理ゼロも進めている。
【参照ページ】ALL NEW BACARDI GIFT PACKS GO 100% PLASTIC-FREE
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