EV世界大手米テスラは12月1日、EVトレーラー「テスラ・セミ」の第1号の公式納車を発表した。ペプシコが初の所有者となった。ペプシコは2017年に合計100台を発注している。
テスラ・セミは、2017年に初披露し、予約を開始。当初は2019年には納車が開始される予定だったが、複数回の延期で最終的に2022年となった。
【参考】【アメリカ】テスラ、同社初EVセミトレーラー「セミ」の製造を2019年に開始すると発表(2017年12月7日)
テスラ・セミは、900kWhのEVバッテリーを搭載し、82,000ポンド(約3.7t)のフル搭載時で航続距離が800km以上を実現。バッテリーパックの重要をさらに抑えることで、実際には960km以上の航続が可能とみられている。これにより大型車EVの最大の課題だった航続距離問題を解決した。
販売価格は、2017年の発表時に、300マイル車種と500マイル車種を、各々15万米ドル、18万米ドルとしていたが、実際には価格は上がっている可能性が高いという。従来型のトレーラーより6万米ドルほど高いが、オペレーションコストは最大25万米ドル節約できるという。
【画像】Tesla
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