高級アパレル世界大手仏LVMHモエ ヘネシー・ルイヴィトンは10月25日、香港不動産大手ハンルン・プロパティーズ(恒隆地産)と店舗の省エネ化に向け、3年間のパートナーシップを締結したと発表した。
ハンルン・プロパティーズは、中国にショッピングモール100店舗を保有。LVMHは、店舗関連での二酸化炭素排出量削減に向け、不動産大手との協働を同社として初めて開始した形。
今回のアクションは、LVMHの環境イニシアチブ「LIFE360」の一環。同イニシアチブでは、傘下の全ブランドで、製品生産関連及び全拠点の環境パフォーマンスの改善、原材料の調達での最高基準の適用、二酸化炭素排出量削減を進めてきた。
ハンルン・プロパティーズは今回、2025年までにエネルギー消費量18%削減、営業時間外の店舗の消灯、電力メーター設置の徹底にコミット。対象店舗には、LVMHの直営店の他、フランチャイズ店舗も含む。一方LVMHは、原材料の70%を店舗から半径500km以内で調達すること、店舗でのエネルギー消費量を測定・モニタリングすること等にコミットする。
また両社は、顧客及び従業員の健康の確保にも着目。全店舗に空気環境センサーを設置する等、店舗内の空気の質にも重点を置く。
【参照ページ】LVMH announces the signing of its first partnership as part of its policy to reduce energy consumption
【画像】LVMH
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