食品世界大手米ペプシコは10月20日、リジェネラティブ農業の拡大のアクセラレーター基金「Positive Agriculture Outcomes (PAO) Fund」を継続し、11カ国14プロジェクトに資金を提供すると発表した。
ペプシコは、2030年までに同社のサプライチェーン上の農場面積約2.8万km2で、リジェネラティブ農業を展開し、主要原料を100%サステナブル調達に転換し、25万人以上の生活を改善することを、サステナビリティ戦略「pep+(pep Positive)」の農業分野での目標として設定している。今回のアクションもその一環。
PAO Fundは、2021年8月に発足。発足以来、プロジェクト20本に資金提供しており、2026年までに2,700万米ドル(約39億円)以上の資金拠出を行う見込み。
PAO Fundで投資を行った初期プロジェクトは、同社の動画シリーズ「Growing Our Future」として4本公開。タイ農家への気候変動適応の支援、ギリシャ農家への干ばつの増加適応のための効率的な灌漑システムの導入、インド・パンジャブ州農家との農業廃棄物を肥料に変える窯の開発での協働、ブラジルでのジャガイモ農家の土壌健全性を高める研究の支援等を紹介している。
【参照ページ】PepsiCo Announces Second Round of Projects Funded by Its Global Agriculture Accelerator, The Positive Agriculture Outcomes Fund
【画像】PepsiCo
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