製薬大手米ファイザーとイスラエル免疫システム機械学習モデル開発CytoReasonは9月20日、医薬品開発への人工知能(AI)活用でパートナーシップを延長すると発表。ファイザーは今後5年間、最大1.1億米ドル(約160億円)を投資し、CytoReasonでの多くの治療領域にまたがる疾患モデルの追加開発や高解像度モデルの作成を支援する。
CytoReasonは、2016年創業のスタートアップ企業。人工知能(AI)を活用し、人体の細胞レベルでの活動を再現したモデルを開発し、医薬品の研究開発へのインサイトを提供している。
両社は2019年に協働を開始。ファイザーは、免疫介在性疾患および免疫腫瘍性疾患に対する革新的な薬剤開発のため、免疫系の理解を深める研究にCytoReasonの生物モデルを活用してきた。
ファイザーは今回、CytoReasonへの2,000万米ドル(約28億円)の出資、CytoReasonのプラットフォームと疾患モデルのライセンス取得、補足プロジェクトへの資金援助等で協働。今後5年間で、合計最大1.1億米ドル(約160億円)の取引を行う見込み。
【参照ページ】CytoReason Announces Expanded Collaboration Deal with Pfizer to Deliver AI for Drug Discovery and Development
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