【アメリカ】ハーツ、BP製のEV充電ステーションを500店舗に導入へ。レンタカーのEV転換

　エネルギー世界大手英BPと米レンタカー大手ハーツは9月27日、ハーツの米国店舗にBPの電気自動車（EV）充電ステーション「bp pulse」を導入することに関する覚書（MOU）を締結した。

　ハーツは、2024年末までに同社保有車両の4分の1を電気自動車（EV）に転換することを目標として掲げている。同社はすでに、テスラ、ポールスター、GMから電気自動車（EV）の大規模購入を進めており、米38州500店舗でEVレンタカーを利用できるようになる。

　一方BPは、2030年までにEV充電ステーションを10万台以上設置し、そのうち90%を急速充電または超高速充電にすることが目標。今回のアクションは、それらの一環。

　BPは今回、同社のEV充電ソフトウェア「オメガ」をカスタマイズし、ハーツの充電インフラの管理と、効率的な電気自動車（EV）への充電に向けた最適化を実施する予定。オメガでは、電気自動車（EV）、EV充電ステーション、電力使用量等をリアルタイムでモニタリングし、電力価格が安い時間帯での自動充電も可能。

【参照ページ】Hertz, bp collaborate to accelerate EV charging in North America
【画像】BP

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所