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【中国】シノペックやペトロチャイナ等5社、ニューヨーク証券取引所の自主的上場廃止発表

 中国大手5社は8月12日、ニューヨーク証券取引所からの自主的な上場廃止を発表した。発表したのは、中国石油化工集団(シノペック)、中国上海石油化工、中国石油天然気(ペトロチャイナ)、中国鋁業集団(チャイナルコ)、中国人寿保険の5社。預託証券を上場していた。上場廃止は今月申請。一方、香港と中国本土での上場は維持する。

同5社に対しては、米証券取引委員会(SEC)が、米国の監査基準を満たしていないと指摘。上場廃止警告リストへの掲載が予見されていた。中国中央政府は、同5社に対する監査書類への外国法人のアクセスを、国家安全保障上の懸念を理由に禁止している。
 
【参考】【アメリカ】SEC、アリババを上場廃止警告リストに掲載。アリババはアントとの経営分離進める(2022年8月2日)

 今回の発表に際し、中国証券監督管理委員会(CSRC)は、同5社は「米国市場に上場して以来、米国の関連法規を厳格に遵守しており、上場廃止は経営上の考慮から決定されたもの。これらの企業は複数の市場に上場しており、米国市場で取引されているのはごく一部に過ぎない。上場廃止は、これらの企業の国内外の資本市場における資金調達能力を損なうものではない」との声明を発表した。

【参照ページ】CSRC Official of Relevant Departments Answered Reporter Question Regarding Recent Decisions by A Few Chinese Companies to Voluntarily Delist from U.S. Exchanges

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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