森林評価スタートアップsustainacraft、国立研究開発法人国立環境研究所、一橋大学の3者は8月10日、質の高い森林由来カーボンクレジット創出に向けた共同研究を開始すると発表した。国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の2022年度の「研究開発型スタートアップ支援事業/地域に眠る技術シーズやエネルギー・環境分野の技術シーズ等を活用したスタートアップの事業化促進事業」に採択された。
今回の共同研究では、「樹種が多様で複雑な階層構造を持つ熱帯雨林を対象とした地上部バイオマス推定」「地球観測データと時空間モデルを融合した地上の生物多様性推定」「新規政策導入などのプロジェクト外の影響分析やプロジェクトによる負の外部性の評価など頑健なプロジェクト評価手法の開発」の3つを進める。
今回のプロジェクトでは、森林や生物多様性など環境分野で長年の研究実績を持つ国立環境研究所の生物多様性領域の専門家、社会科学を基盤とするデータサイエンス領域における教育研究の推進を目的として設置された一橋大学ソーシャル・データサイエンス教育研究推進センターの時空間統計研究の専門家、Sustainacraftの社会実装力を掛け合わせる。海外機関を巻き込みながら、自然資源への炭素貯留量や生物多様性の推定、及び森林保全・再生プロジェクトの効果分析にまつわる技術課題を研究する
【参照ページ】サステナクラフト、国立環境研究所、一橋大学が質の高い森林由来のカーボンクレジット創出に向けた共同研究を開始〜NEDOの研究開発型スタートアップ支援事業に採択〜
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