シンガポール財務省は8月1日、2030年までに同国初のグリーンボンド国債を最大350億シンガポールドル(約3.4兆円)発行すると発表した。資金使途は、同国地下鉄(MRT)ジュロン・リージョン・ライン及びクロスアイランド・ライン等のインフラ整備。
同グリーンボンドの年限は30年または50年。最低発行額は約15億シンガポールドル(約1,470億円)。主幹事は、ドイツ銀行、HSBC、スタンダードチャータード、DBS、OCBC(華僑銀行)。
同省は、6月にグリーンボンド・フレームワークを発表。セカンドオピニオンはサステイナリティクス(Sustainalytics)。国際資本市場協会(ICMA)グリーンボンド原則(GBP)2021と、ASEANグリーンボンド基準2018の2つを使った。
今回の起債は、 2021年2月発表の同国環境戦略「シンガポール・グリーンプラン2030」の一環。発行後報告では、環境インパクトだけでなく、可能な分野では社会ベネフィットの開示も行うという。
【参照ページ】MAS to Launch Inaugural Singapore Sovereign Green Bond Issuance
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