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【中国】BYD、欧米でEV大型バスの販促攻勢。最大荷重2tのEVフォークリフトも発表

 EV世界大手中国BYD(比亜迪汽車工業)は6月7日、同社のEVダブルデッカーバスが、米連邦交通局(FTA)の耐久性ロードテストに合格したと発表。EVダブルデッカーバスでの合格第1号となった。

 FTAは、ペンシルベニア州アルトゥーナにあるラーソン交通研究所の中に、バス研究・試験センターを設けている。同センターは、バスの安全性、構造的完全性、耐久性、性能、整備性、騒音、排ガス、エネルギー経済性、燃料経済性について試験を実施している。

 今回合格した車種は「BYD C10MS」。他の6つのバス車種もすでに同センターで合格している。

 BYDは、先行してEVバスの納入が進んでいる英国では、EVバス納入台数が1,000台を突破。英国では、スコットランドのラーバートに本社を置く現地のバス製造アレクサンダー・デニスとの提携しており、EVダブルデッカーバス「BYD ADL Enviro400EV」とEVシングルデッカーバス「ADL Enviro200EV」が人気を博している。同社によると、500台納入までに5年かかったが、そこから1,000台納入までにわずか1年。市場が急速に伸びている。

 最近では、EVフォークリフトの販促も強化。国際展示会「LogiMAT」に最新型のEVフォークリフト「BYD ECB70/80」を出展した。最大荷重は2tの重量型ながら、1回の充電で最大9時間稼働可能。BYDのリン酸鉄バッテリーは、8年または10,000時間の保証がついている。

 BYDの幹部は6月、中国国営メディアのインタビューに答え、テスラに対してもバッテリー供給の話が進んでいることを明らかにした。

【参照ページ】BYD DOUBLE DECKER C10MS IS FIRST OF ITS KIND TO PASS RIGOROUS FEDERAL DURABILITY TESTING AT ALTOONA LAB
【参照ページ】1000TH BYD ADL ELECTRIC BUS DELIVERED IN UK
【参照ページ】BYD FORKLIFT UNVEILS ADVANCED PRODUCTS AT LOGIMAT
【画像】BYD

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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