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【日本】三菱地所、丸の内エリアでペットボトル・リサイクル第2弾。サントリー、コカ・コーラと協働

 三菱地所とサントリー食品インターナショナル、コカ・コーラ・ボトラーズジャパンの3社は6月13日、三菱地所が所有・管理する丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)の大規模オフィスビル24棟でペットボトルを回収し、飲料用ペットボトルとしてマテリアルリサイクルすると発表した。

 今回のスキームでは、年間約600tのペットボトルを回収。リサイクル。化石燃料由来のバージンプラスチックと比べ、バリューチェーン全体での二酸化炭素を60%削減できる見込み。

 三菱地所は、2030年までに丸の内エリアでの廃棄物再利用率100%、単位面積当たり廃棄物排出量20%が目標。4月には、食品ロスを削減するプロジェクト「サーキュラーシティ丸の内」の実証を行っており、今回は第2弾。

【参考】【日本】三菱地所、丸の内エリアで食べ残し食品の持ち帰り実証開始。食品ロス削減。74店舗(2022年4月21日)

 今回ペットボトル回収を行うビルは、丸ビル、新丸ビル、丸の内パークビル、丸の内二重橋ビル、丸の内永楽ビル、丸の内北口ビル、丸の内オアゾ A 街区商業施設、三菱ビル、丸の内二丁目ビル、丸の内仲通りビル、東京ビル、新東京ビル、国際ビル、新国際ビル、有楽町ビル、新有楽町ビル、日比谷国際ビル、大手町パークビル、常盤橋タワー、大手町フィナンシャルシティ グランキューブ、大手町フィナンシャルシティ サウスタワー、大手門タワー・ENEOS ビル、大手町ビル、新大手町ビルの24棟。

 三菱地所は、今回対象とするビルで回収したペットボトルは現在、シート、トレイ、繊維等に100%再利用されていると説明。今回の協働では、マテリアルリサイクル後の用途をサントリー食品インターナショナルとコカ・コーラ ボトラーズジャパンの飲料用ペットボトルに転換する。ボトルキャップについては、ペットボトル回収時に使用する収集袋の一部原料として活用する。

 さらに3社は、廃棄ペットボトルの容器・ボトルキャップ・ラベルへの3分別を促進するため、消費者への啓発活動も行う。

【参照ページ】ペットボトルのリサイクル Bottle to Bottle を推進
【参照ページ】三菱地所(株)と協業し、大手町・丸の内・有楽町エリア15棟のオフィスビルで「ボトルtoボトル」水平リサイクルを開始
【画像】サントリー

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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