SOMPOホールディングスは5月27日、2050年までの運用ポートフォリオのカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)にコミットするアセットオーナーのイニシアチブ「Net-Zero Asset Owner Alliance(NZAOA)」に加盟したと発表した。日本の損害保険企業での加盟は初。
【参考】【日本】生保3社、Net-Zero Asset Owner Allianceに新規加盟。世界53機関、日本4社に(2021年10月16日)
同社は今後、投資運用でのカーボンフットプリントに関し2025年中間目標を設定しにいく。投資先企業へのエンゲージメントも強化する。
また同社は同日、保険引受でのアクション強化も発表。新設及び既設にかかわらず、石炭火力発電所および炭鉱(一般炭)開発への新規の保険引受および投融資は禁止すると宣言。さらにオイルサンドと北極野生生物国家保護区(ANWR)でのエネルギー採掘活動に関しても、新規の保険引受および投融資を禁止した。
但し、保険引受での2050年までのカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)にコミットするイニシアチブ「Net-Zero Insurance Alliance(NZIA)」に関しては表明がなかった。
【参考】【日本】東京海上HD、保険カーボンニュートラルNZIAに加盟。PCAFにも加盟(2022年1月19日)
【参照ページ】脱炭素社会の実現に取り組む国際的な投資機関のイニシアティブ「ネットゼロ・アセットオーナー・アライアンス」への加盟
【参照ページ】中期経営計画の進捗
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