重工業世界大手ハネウェルは5月24日、顧客企業のカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)達成を支援するイニシアチブ「エミッション・コントロール&リダクション」を発足したと発表した。メタンガス削減に切り込む。
同社は、2035年までに同社事業でのカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)達成が目標。同社新製品R&Dの半分は、環境・社会観点のアウトカムを改善する製品に活用している。R448Aの開発・導入もそれらの一環。
今回のイニシアチブはまず、石油・ガス関連企業のメタンガス漏出量のモニタリング・削減に注力。固定式、携帯式、個人用ガス検知ソリューションとガス雲画像処理カメラを組み合わせ、ユーザーがメタンガス漏出の正確な位置特定や、関連データ分析により迅速にリスクに対処することを可能にする。
同ソリューションは、2022年第4四半期から提供予定。同社の既存の漏洩検知修復(LDAR)検査メソッドと連動し、顧客企業のレポーティングの精度を高め、生産性向上が期待される。
【参照ページ】Honeywell Introduces Emissions Control & Reduction Initiative To Support Customers' Sustainability Goals
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