Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【国際】ヘンケル、EVバッテリー保護コーティング剤販売。バッテリー熱火災延焼防止

 ドイツ消費財大手ヘンケルは4月25日、電気自動車(EV)バッテリーを、熱暴走による火災から保護するコーティング製品「ロックタイトEA 9400」及び「ロックタイトFPC 5060」を販売すると発表した。

 EV普及と技術革新が加速する中、安全性の確保に向けた防火対策は喫緊の課題。今回発表のロックタイトは、バッテリーパックに塗布することで、火災の延焼を抑制・遅延させることが可能。ドライバーが車両から避難できるようにする。

 中国では2021年、EVバッテリーの新たな安全性基準を設定。バッテリーに熱暴走が発生した際、ドライバーに対する警告を発し、発火・爆発までに車両から脱出するための時間を5分間は確保することが要求されるようになった。

 一方、バッテリーメーカーでは、安全性と生産効率の両立が重要。ヘンケルのロックタイトは、スプレーまたはフラットストリームで塗布でき、一般的な自動ディスペンサーシステムとも互換性がある。また、室温で硬化するため、エネルギー消費と二酸化炭素排出量の削減にも寄与するという。

【参照ページ】Henkel launches new fire protection solutions for safer EV batteries
【参照ページ】三项电动汽车强制性国家标准正式发布
【画像】Henkel

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。