みずほフィナンシャルグループ傘下のみずほ銀行は5月9日、サプライヤーのサステナビリティに関するパフォーマンスが調達金利に連動する融資制度「サステナブルサプライチェーンファイナンス(SSCF)」を、日本の銀行で初めて開始すると発表した。大企業に対し、サプライチェーン全体でのサステナビリティの向上を促す。
同融資は、サプライヤーに対し、同社がファイナンスを実施。サプライヤーのパフォーマンス評価では、EcoVadisのスコアを活用。スコアの改善に応じ、金利優遇される。EcoVadisのスコア改定は原則年1回。サステナビリティ・リンクローンとしてのファイナンスのため、セカンドオピニオンをR&Iから取得した。資金使途は運転資金全般。
【参考】【国際】EcoVadis、2021年にスコア活用社数が50%増。サプライチェーンにも大きな波(2022年3月20日)
みずほ銀行は4月26日、カーボンニュートラルでのトランジションファイナンスでも、自己勘定による株式出資枠を新たに設定し、500億円超の出資運用を開始したと発表している。同社のいう「トランジション領域」の定義は不明瞭。
【参照ページ】邦銀初の「サステナブルサプライチェーンファイナンス(SSCF)」の取扱開始について
【参照ページ】トランジション領域における出資枠の設定について
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