Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【ヨーロッパ】ヘンケル、欧州市場日用品・美容品の大半をバイオ原料に転換。BASF製採用

 ドイツ消費財大手ヘンケルと化学世界大手独BASFは3月31日、今後4年間で、欧州市場向けのヘンケルの日用品及び美容品の大半で、化石燃料由来の原料を再生可能な原料へ転換すると発表した。

 両社は2021年、ヘンケルの商品カテゴリー横断サステナブルブランド「Love Nature」の洗剤商品での実証で協働。今回さらに連携を強化することで合意した。

 再生原料への転換は、マスバランス方式で生産しているBASFの植物由来素材を採用することで実現。独立認証機関TÜV Nordが、REDCert2認証スキームに基づき、再生可能原料への代替量を検証する。

 今回のアクションでは、ヘンケルの主力ブランド「Pril」「Persil」「Fa」「Schauma」等を対象に、化石燃料由来の原料を年間11t分、植物由来のバイオ原料に転換する。これにより、二酸化炭素排出量を合計約20万t削減できる見込み。

 さらにヘンケルは4月13日、同社接着技術部門ヘンケル・アドヒーシブ・テクノロジーズを通じ、包装・容器分野の低炭素化を促進する「エメラルド・パッケージング・ファンド」への出資も発表した。

 エメラルド・パッケージング・ファンドは、包装・容器のライフサイクル全体を対象とした初のベンチャー支援型投資ファンド。スイスのベンチャーキャピタル「エメラルド・テクノロジー・ベンチャーズ」が設立した。低炭素型の原料、再利用・リサイクル可能な設計、回収・分別・洗浄・リサイクル技術、デジタル、コネクテッド・ソリューション等への投資を行う。

【参照ページ】BASF and Henkel focus on renewable raw materials in Henkel’s consumer goods products
【参照ページ】Henkel to invest in Emerald Technology Ventures’ sustainable packaging innovation fund

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。