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【イギリス】政府、水産業サステナビリティ向上制度を2025年まで実施。3.6億円を企業・NGOに助成

 英政府の海洋管理機関(MMO)は4月13日、イングランド地方での水産物セクターの長期的なサステナビリティ、レジリエンス、事業成長を支援するための制度「Fisheries and Seafood Scheme(FaSS)」のリニューアルを発表した。昨年開始された同制度は、すでに500以上のプロジェクトが採択され、今年度の制度設計の改善にも反映された。

 同制度は、水産業のサステナビリティのために、漁業、養殖業、水産加工業、NGO等の組織に対し、補助金を支給。漁業・養殖国である英国の発展のために、必要なプロジェクトを資金的に支えている。2021年には500以上のプロジェクトが採択された。

 2022年度は、小規模事業者への助成強化、ガイダンスの簡素化、特定に優先分野に焦点を当てた助成等の改善が実施された。2025年2月まで同スキームは継続することが決まっており、総予算額は600万ポンド(約3.6億円)。毎年、制度を改善していく。

 スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの各地方政府は、独自の制度を順次発表していく予定。 

【参照ページ】Fisheries and Seafood Scheme Relaunch

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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