本田技研工業は4月5日、GMが開発した次世代バッテリー「アルティウム」を搭載したグローバルアーキテクチャーのプラットフォームをベースとする電気自動車(EV)シリーズを共同開発することで、GMと合意したと発表した。GMは2021年6月、本田技研工業との協業を強化する方針を示していた。
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GMは、韓国のLGエネルギーソリューションとの合弁会社で、アルティウムの量産をすでに開始している。米バッテリー・スタートアップSES(旧SolidEnergy Systems)との提携を発表した。カナダのバッテリーリサイクル・スタートアップLi-Cycleの間では、アルティウム生産の残渣の回収・リサイクルで合意している。
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【参考】【北米】カナダLi-Cycle、GMとLG化学とEVバッテリー工場残渣リサイクルで合意。95%再生(2021年5月20日)
本田技研工業とGMは、技術力や設計力、ソーシング戦略を結集しつつ、共通プラットフォームを採用することで、車両価格を低減しにいく。2027年以降、数百万大規模でEVを生産。コンパクトSUVも対象とする。
さらに両社は今回、将来のEVバッテリー技術領域でも協業を検討することを表明。本田技研工業は、全固体電池技術の研究開発をこれまで進めてきている。
【参照ページ】ゼネラルモーターズ(GM)とHonda、量販価格帯のグローバルEVシリーズの共同開発に合意
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