エネルギー世界大手英BPの再生可能エネルギー子会社BP Alternative Energy Investments(BPAEIL)と丸紅は3月23日、洋上風力発電及び水素関連プロジェクトの共同開発でパートナーシップを締結したと発表した。BPAEILはまず、丸紅の特別目的会社へ49%出資し、日本における洋上風力発電1案件を獲得しに行く。
BPは2020年8月、2025年までに再生可能エネルギーの新規設備容量を、2019年同社比8倍の20GWまで引き上げると表明。洋上風力発電に強いノルウェー・エネルギー大手エクイノールとの協働等を進め、同目標はすでに達成したという。今回の丸紅との協働で、再生可能エネルギー移行をさらに加速させる。
【参考】【イギリス】BP、2030年までに石油・ガス生産量40%削減。再エネ・水素での事業成長に転換(2020年8月5日)
【参考】【イギリス】BP、2025年までに再エネ20GW。太陽光中心、洋上風力はエクイノールと提携(2020年9月17日)
丸紅は2021年3月、気候変動長期ビジョンを策定。2022年1月には、英スコットランドで最大設備容量2,600MWの浮体式洋上風力発電の開発を行うための海域リース権益を獲得した。今後も世界での洋上風力発電事業の拡大を目指す。
【参考】【日本】丸紅、2050年カーボンニュートラル目標発表。持分法適用会社も対象。削減貢献量も含まず(2021年3月11日)
【参照ページ】bp and Marubeni form strategic partnership to pursue offshore wind in Japan
【参照ページ】英国bp社との洋上風力開発に関するパートナーシップ契約締結、並びに合弁会社設立について
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら