Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【アメリカ】政府、サプライチェーン最適化に向けたDXイニシアチブ発足。FLOW。18社参画

 米大統領府(ホワイトハウス)は3月15日、貨物輸送サプライチェーンでの情報共有イニシアチブ「Freight Logistics Optimization Works(FLOW)」を開始したと発表した。サプライチェーンの安定性やレジリエンスの向上を狙う。

 FLOWは、サプライチェーンが複雑になったことで、混乱時に経済打撃となったり、消費者価格の高騰を招くことに危機感を抱いたことで発足。幅広いサプライチェーン関連企業18社が初期参画企業となった。米国外企業も多数参画した。

  • 海運:MSC、CMA CGM
  • ロジスティクス:フェデックス、プロロジス、UPS、CHロビンソン
  • 荷主:ターゲット、アルバートソンズ、ジェミニ・シッパーズ、ランドオレイクス、トゥルーバリュー
  • シャーシ:DLCI、FlexiVan
  • ターミナル・オペレーター:フェニックス・マリン・ターミナル、グローバルコンテナターミナル
  • 港湾局:ロングビーチ港、ロサンゼルス港、ジョージア港湾局

 同イニシアチブでは、まず、貨物関連情報をデジタル化するためのインフラを構築。企業単体ではなく、サプライチェーン全体の見える化を目指す。特に、ERD(Earlies Return Date)、シャーシの稼働率、総滞留時間等で業界で統一の測定手法を確立する。

 同イニシアチブは、米国サプライチェーンの混乱を機に組成された「サプライチェーン・ディスラプション・タスクフォース」を発展させたもの。同プログラムでは、大統領令による要請を通じて、ロサンゼルス港とロングビーチ港、国際港湾倉庫労働組合(ILWU)の労働者等が協働。ウォルマート、ターゲット、フェデックス、UPS、ホーム・デポ、ベストバイ、サムスン電子等も参加し、新たなインフラ整備を必要性を確認していた。

【参照ページ】Fact Sheet: Biden-⁠Harris Administration Announces New Initiative to Improve Supply Chain Data Flow

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。