サステナビリティ・サプライチェーン評価世界大手仏EcoVadisは3月10日、2021年中に同社のESGスコア購入企業数が50%増加したと発表。特に二酸化炭素排出関連の測定が進み、大きく進展があったと伝えた。
EcoVadisのデータを活用している企業は、現在750社以上。分析企業数は160ヵ国9万社に及ぶ。2021年だけでも260社以上の新規顧客を獲得し、その内訳は北欧・英国が79社、北米が76社。
同社は、利用企業のESGスコア改善度の総計を「改善マグニチュード」というインパクト指標で測定しており、同サービスの効果を測定。2022年は1年で約4倍にもなり、サプライチェーンの改善に大きく寄与していることを誇った。
また、サプライチェーンリスクの自己診断ツール「EcoVadis IQ」でも、新規顧客数は4.7倍となり、現在275,000社が活用している。他にも、2021年から開始した二酸化炭素排出量の可視化・分析ができるツール「Carbon Action Module」も、新規顧客数は目標を50%上回り、9,000社が活用。顧客向けe-learningサービスの「EcoVadis Academy」は、サービス開始から4ヶ月程で4,000ユーザーを突破した。
【参考】【国際】EcoVadis、プライベートエクイティファンドから220億円の出資
【参照ページ】EcoVadis Network Grows 50% as Sustainability Improvement Magnitude Triples Ahead of Sustain 2022 Virtual Conference
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