タイヤ製造大手韓国ハンコックタイヤは3月15日、電気自動車(EV)専用タイヤブランド「iON」を5月から販売すると発表した。欧州では、夏用タイヤ「Ventus iON S」と冬用タイヤ「Winter i*cept iON」の2種類を展開。北米ではオールシーズンタイヤ「Ventus iON A」を販売する。
iONは、高い静粛性と転がり抵抗の低さが特徴。従来のタイヤと比べ、バッテリー充電当たりの航続距離が長く、自動車利用に伴う二酸化炭素排出量削減が可能。電気自動車(EV)の高いトルクにも対応できる。
同社の電気自動車(EV)専用タイヤは、モータースポーツで先行導入。アウディ、BMW、ポルシェ、フォルクスワーゲン等ですでに採用されている。2022/2023年シーズンからは、フォーミュラEを運営する自動車とモータースポーツの国際業界団体・国際自動車連盟(FIA)指定のサプライヤーとなる。
信用格付世界大手S&Pグローバル・レーティング子会社英IHS Markitの予測によると、自動車販売全体に占める電気自動車(EV)の世界シェアは、毎年36.6%増加し、2028年には29.5%になる見込み。
【参照ページ】Hankook iON: new global family of tires for electric vehicles promote sustainable mobility
【画像】Hankook
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