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【国際】ペプシコ、再生バイオプラスチックの活用発表。サプライチェーンへ導入検討

 食品世界大手米ペプシコは2月15日、二酸化炭素排出を抑制する代替プラスチックを採用すると発表した。対象は、ブラジルの物流センター2拠点で利用するパレット。同アクションは、サステナビリティ・ロードマップ「ペプシコ・ポジティブ(pep+)」の一環。

【参考】 【国際】ペプシコ、pep+戦略発表。リジェネラティブ農業、水資源、DE&I、栄養改善等で強いコミット(2021年9月17日)

 今回の素材には、イスラエルの素材化学スタートアップUBQマテリアルズ社と共同で開発した熱可塑性の再生バイオプラスチックに加え、再生プラスチック(チップス商品の包装のリサイクルしたものを含む)が利用されている。

 今回の再生バイオプラスチックは、UBQマテリアルズ社の技術により、混合プラスチック、紙、段ボール、有機物など、分別されていない自治体の固形廃棄物を100%原料としている。最初のプロジェクトだけでも、6,500kg以上の二酸化炭素排出量が削減され、739kg以上の混合廃棄物が資源として利用されるという。

 同社のプロジェクトの第一段階として、ブラジルの2つの物流センターで利用する830枚のエコロジーパレットを製造する。今後は、ラテンアメリカなど世界の他の地域にも展開していく予定。またサプライチェーンの他のプロセスに導入することも検討していく。

【参照ページ】PepsiCo uses innovative plastic alternative that prevents GHG emissions into the atmosphere

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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