IT世界大手米マイクロソフトとスペイン建設大手フェロビアルは2月1日、建築・インフラ・モビリティ業界向けのデジタルソリューション開発に向け、パートナーシップを締結すると発表した。
今回のパートナーシップでは、フェロビアルが事業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速するために、マイクロソフトのテクノロジーとクラウドを活用。同時に、フェロビアルは、マイクロソフトが運営するデータセンターのエネルギー供給及び設計手法の最適化する。さらに両社でインフラ業界や建設業界でのカーボンニュートラル化を進めるイノベーションを起こしていく。
マイクロソフトが提供するテクノロジーやクラウドは、インフラ開発と運用の効率化、プロセスオートメーション、現場作業員のコミュニケーションとコラボレーション、人工知能(AI)技術、ゼロトラスト・サイバーセキュリティモデルの開発等と多岐にわたるが、アプリケーションに重点を置く。フェロビアルが進行中のAI画像解析ソフトウェア 「AIVIA」やIoT技術を活用したスマート・ロード・プロジェクト等も加速させる。
さらに両社は、サステナビリティ目標の高度化に向けたデータ取得・処理ソリューションでも協働。二酸化炭素排出量や水消費量データの収集、リアルタイム報告等も共同検討する。
【参照ページ】Ferrovial and Microsoft establish a global partnership to develop digital solutions for the construction, infrastructure and mobility industries
【画像】Ferrovial
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