独化粧品大手バイヤスドルフは2月8日、同社絆創膏ブランド「ハンサプラスト」「エラストプラスト」「キュリタス」で低炭素型商品シリーズ「GREEN & PROTECT」を販売すると発表した。ドイツ、フランス、スペイン等の一部の国では、すでに販売開始済み。今後数ヶ月で、世界約30カ国で展開する。
同商品では、傷口保護性能とサステナビリティを両立。創傷被覆材とバッキングには、剥離紙と同様にFSC認証を取得した植物由来の繊維を使用した。また絆創膏の包装では、リサイクル素材含有率93%、軽量化、無漂白を実現した。
今回のアクションは、同社が2020年設定したサステナビリティ目標「CARE BEYOND SKIN」の一環。気候変動対策では、2025年までにバリューチェーン全体での二酸化炭素排出量を2018年比30%削減を目指している。特に消費財事業では、2030年までに同社製造工場のカーボンニュートラル達成が目標。
バイヤスドルフは2021年4月、同社初の気候配慮型商品として、「ニベア」の「Naturally Good」シリーズの包装・容器で、国際持続可能性カーボン認証(ISCC)を取得したSABICの再生プラスチックを採用。気候配慮型商品アソートメント「ニベア シャワー」等へ展開を進めている。
【参考】【国際】バイヤスドルフ、容器・包装での再生ポリマー転換でSABICと協働。ニベアの新シリーズ(2021年5月14日)
【参照ページ】Beiersdorf Strengthens Climate Engagement with the Launch of Its First Climate-Neutralized Plasters
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