石油化学世界大手サウジ基礎産業公社(SABIC)、米石油化学セラニーズ、米エネルギー大手デューク・エナジーの合弁会社ナショナル・メタノール・カンパニーは1月30日、サウジアラビアで生産したサーキュラーエコノミー型メタノールで、中東地域で初めてISCC+認証を取得したと発表した。
同社は、SABIC子会社のSABIC関連会社UNITEDの工場で回収した二酸化炭素を、ジュベイル工業都市のイブン・シーナー工場で、メタノールの原料として活用。ケミカルリサイクルする。イブン・シーナー工場の再生メタノールの生産能力は世界最大級。生産されたメタノールは、化学製品、医療、自動車関連製品等、幅広く活用できる。
SABICは2021年10月、2050年カーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)を宣言済み。同社は、低炭素技術、事業オペレーションの効率改善、二酸化炭素活用、サーキュラーエコノミー型製品提供等を通じた二酸化炭素排出量削減を進めており、今回のアクションもその一環。
【参照ページ】SABIC’S AFFILIATE BECOMES FIRST MIDEAST COMPANY TO GET CERTIFICATION FOR CIRCULAR METHANOL PRODUCTION
【画像】SABIC
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