豪PETリサイクル工場運営サーキュラー・プラスチック・オーストラリアは1月18日、同国オルベリー・ウォドンガに続き、アルトナ・ノースに2拠点目となるPETリサイクル施設を建設すると発表した。投資金額は、5,000万豪ドル(約41億円)。完成すると豪ビクトリア州最大規模のリサイクル施設となる。
同社は、欧州・アジア飲料大手コカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(CCEP)、アサヒホールディングス豪州子会社アサヒビバレッジズ、豪再生包装・容器製造パクト・グループ、豪廃棄物管理Cleanawayの4社による合弁会社。2021年8月に設立された。
【参考】【オーストラリア】CCEP、アサヒ等4社、PETリサイクルで合弁設立。マテリアルリサイクル(2021年8月27日)
同施設では、デポジット方式や廃品回収を通じ、回収したペットボトルを年間約10億本処理が可能。最先端の分別、洗浄、除染、押出技術を活用し、リサイクル再生PET(rPET)2万t以上を製造する。製造したリサイクル再生PET(rPET)は、CCEP、アサヒ飲料、パクトグループが購入。自社製品で活用する。
スーザン・レイ豪連邦環境相は、とリリー・ダンブロジオ・ビクトリア州エネルギー・環境・気候変動相は、同プロジェクトに対し、豪連邦リサイクル近代化基金(RMF)および同州リサイクル・ビクトリア・インフラ基金から600万豪ドル(約5億円)を助成すると発表済み。
同施設は、2022年初頭に着工。2023年に完成予定。建設期間中には、同地域で100人以上、完成後には45人の正規雇用を創出する見込み。
【参照ページ】Game-changing recycling plant to be built in Melbourne’s west
【参照ページ】New Recycling Plant To Be Built In Melbourne’s West
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