IT世界大手米IBMは1月11日、ESGマネジメントITツールの豪スタートアップEnviziを買収したと発表した。Enviziは、主要なサステナビリティレポートのスタンダードに対応し、500種類以上のESGデータの収集と統合を自動化できるツールを提供している。
今回の買収は、IBMがESGデータマネジメントを強化する戦略の一環。同社は、これまでも、資産管理ソリューション「IBM Maximo」、サプライチェーン・ソリューション「IBM Sterling」、環境マネジメント「IBM Environmental Intelligence Suite」の開発に投資を強化。強力なラインナップを揃えることで、包括的なシステム導入を展開する戦略を描いている。
Enviziは、IBMのコンサルティング事業部門であるIBMコンサルティングの業務でも活用される。また、Enviziは、マイクロソフト、Qantas、CBRE、Uber、abrdn、Celestica等の主要企業にもサービス提供してきており、各社の戦略動向にも影響を与えそうだ。
【参照ページ】IBM Acquires Envizi to Help Organizations Accelerate Sustainability Initiatives and Achieve Environmental Goals
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら