米バイオマテリアル・スタートアップのオリジン・マテリアルズは1月10日、三井物産と戦略的パートナーシップを締結したと発表した。主に日本市場向けの事業で連携する。
オリジン・マテリアルズは、カリフォルニア大学デービス校の工学研究者が2008年に同州ウェスト・サクラメントで創業。植物に含まれるセルロースを原料とした化成品を生産する技術を持ち、主要製品はバイオ素材型の5-クロロメチルフルフラール。セルロースを活用することで石油を代替でき、カーボンネガティブ技術としても注目されている。特許取得済み。
三井物産は今回、複数年の生産予約契約を締結。自動車、化学、電子、包装、繊維、建築、パーソナルケア向けに供給を計画している。
【参照ページ】Origin Materials and Mitsui Form Strategic Partnership to Industrialize Advanced Carbon-Negative Chemicals and Materials
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