仏工業ガス大手エア・リキードと、英総合電機大手CNHインダストリアル傘下のイタリア商用車開発イベコは12月14日、燃料電池商用車の共同開発で覚書を締結した。エア・リキードが水素バリューチェーンを提供する。
両社は、燃料電池を搭載したFC長距離用大型トラックの開発と、グリーン水素またはブルー水素を利用した水素の生産、貯蔵、販売までのサプライチェーンのネットワーク化で協働。欧州の主要輸送ルートで展開する考え。また、両社は、バリューチェーン全体のすべてのステークホルダーを巻き込み、水素モビリティを促進するための取り組みも進める。
同提携では、まず、欧州初のFCV式44tトラックと、欧州初の日量1t規模の高圧水素ステーションを開発を目指す。両社は、南仏のHyAMMEDプロジェクトでも協力関係にあり、今回の提携に至った。
【参照ページ】Air Liquide and IVECO collaborate to accelerate the development of hydrogen heavy-duty mobility in Europe
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