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【アメリカ】EPA、2026年までの野心的な自動車燃費基準を最終決定。当初案より厳格化

 米環境保護庁(EPA)は12月20日、乗用車および中小型トラック・バスに対する2023年から2026年までの野心的な二酸化炭素排出基準を最終決定した。

 今回の発表では、2026年まで毎年、前年比で5%から10%の範囲で基準値を引き上げることを決定。これは、2021年8月の最初の基準策定草案で示された案よりも厳しい値。EPAは、2027年以降の基準値作成にも着手すると宣言した。

 同基準は、バイデン政権による政策が反映された。バイデン大統領は、すでに、2030年までに乗用車新車販売台数の50%をゼロエミッション車にする大統領令に署名。さらに、2035年までに連邦政府での公共調達で100%ゼロエミッション車を実現し、2027年までに中小型トラック及びバス車の調達でも100%ゼロエミッション車にする大統領令にも最近署名している。

 今回の基準値を実現すると、2050年までに二酸化炭素排出量を30億t以上削減でき、これは2019年の米国全体の2総排出量の半分以上に相当する。

 EPAは今回、基準値を厳しくすることで、電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)の技術を進歩させ、気候変動の緩和、大気汚染物質の削減、公衆衛生の向上、ドライバーのガソリン代の節約等により、米国市民に1,900億米ドル(約22兆円)の利益をもたらすと強調した。
 
【参照ページ】EPA Finalizes Greenhouse Gas Standards for Passenger Vehicles, Paving Way for a Zero-Emissions Future

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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