ベルギー化学大手ソルベイは12月6日、同社ベンチャーキャピタル「ソルベイ・ベンチャーズ」を通じ、米バイオテクノロジー開発DMCバイオテクノロジーズに出資したと発表した。同ベンチャーキャピタルで、バイオテクノロジー分野への出資は初。
DMCバイオテクノロジーズは、微生物発酵による安定した生体触媒の量産を実現している。用途は、飼料、人間用栄養剤、持続可能な医薬品等と多様。コスト競争力のあるバイオ化成品を提供できる。
DMCバイオテクノロジーズは今回、シリーズBの資金調達で3,400万米ドル(約39億円)を集めた。ミシュラン、Cibus Enterprise、Capricorn Partners、Sofinnova Partners、Breakthrough Energy Ventures(BEV)、SCG、Boulder Ventures等が出資に応じた。
ソルベイのフレーバー製品とフレグランス製品ではすでに、バイオテクノロジーを活用。主力製品のRhovanil Naturalは、米ぬかに含まれる天然有機化合物の生体内変換で製造しているという。
【参照ページ】Solvay invests in DMC Biotechnologies to advance bio-based innovation
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