インド電力最大手NTPCは12月20日、インド初のグリーン水素生成・貯蔵のため、米固体酸化物形燃料電池(SOFC)開発スタートアップのブルームエナジー子会社の電解槽と水素燃料電池を採用したと発表した。シムハドリで2022年から稼働予定。
同アクションは、同国2070年カーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)達成目標の一環。大規模オフグリッド水素エネルギーの貯蔵とマイクログリッド・プロジェクトを拡大できるよう、国家戦略的にプロジェクト展開地域も選定した。
NTPCは、浮体式洋上太陽光発電所で発電を行い、高温電解槽でグリーン水素を生成。水素燃料電池を活用し、同社の従業員やゲスト向けの宿泊施設向けに電力を供給する。
浮体式洋上太陽光発電所と水素燃料電池は、24時間稼働予定。大規模化が実現した後には、企業、住宅地、都市部、遠隔地、島嶼部のコミュニティへも、再生可能エネルギー電力供給と蓄電を行う。
【出所】Bloom Energy
【参照ページ】BLOOM ENERGY TO POWER INDIA’S FIRST GREEN HYDROGEN MICROGRID
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