菓子「鳩サブレー」で知られる豊島屋は10月29日、ピロー包装、緩衝材、仕切りトレーを全て紙素材に転換したと発表した。使い捨てプラスチックを年間約100t削減できる。10月から順次採用されている。
今回の紙製パッケージとパルプモールドは、日本製紙と豊島屋の共同開発。紙製の外箱は、日本製紙が開発した「JETスターF」を使用。ピロー包装と緩衝材では、日本製紙の「白銀F」を使用した包材。箱入り及び缶入りの製品の中敷きトレーは、植物由来のバガス素材。
日本製紙は11月17日には、同社が開発・普及推進する紙製梱包の消費財詰替容器「SPOPS」が、東京都目黒区のyousualの日用品6商品に採用されたと発表した。SPOPSは、通常のプラスチック製詰替えパックではなく、紙製で容器ごと取り替えてしまう「差し替え式」をコンセプトとしている。通常の詰替え用パックと比べ、使い捨てプラスチックの消費量を約25%から40%できる。また輸送時の梱包効率が良く、輸送時の二酸化炭素排出量も削減できる。
(出所)日本製紙
【参照ページ】~鎌倉生まれ・鎌倉育ちのお菓子「鳩サブレー」に採用~
【参照ページ】日本製紙株式会社とyousual株式会社が、SPOPS®の事業拡大で連携
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