米ESG投資推進NGOのCeresは12月15日、同NGOが運営する3つのイニシアチブの加盟機関の合計数が50%以上増加し、350を突破したと発表した。機関投資家や大手企業が相次いで新規加盟し、2021年は動きがさらに加速した。
Ceresは現在、機関投資家向けの「Ceres投資家ネットワーク」に217機関が加盟し、運用資産の総額は49兆米ドル(約5,600兆円)。政策アドボカシーを行う「Business for Innovative Climate and Energy Policy(BICEP)」は、11社の大手企業が加盟し、77社となった。「Ceres企業ネットワーク」には6社が加盟し、56社まで増えた。
Ceresは9月に新たなイニシアチブとして「Ceres Ambition 2030」を発足しており、二酸化炭素排出量の多い電力、石油・ガス、鉄鋼、輸送、食品、銀行の6業界でのカーボンニュートラル化に向けたアクションを進めるため、機関投資家による集団的エンゲージメントを強化している。
Ceresは現在、従業員数169人、外部アドバイザー数55人を抱え、2022年にもさらに活動内容を強化していく考え。
【参照ページ】Ceres’ impact at the start of this critical decade grows with scores joining its powerful networks and participating in new initiatives
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