中国上海市道路運輸管理局は11月19日、「上海市道路運輸業第14次5カ年発展計画(2021年-2025年)」を正式に発表した。上海市の公共交通バス、観光バス、配送車両の新車車両購入で、EVバス、プラグインハイブリッドバスもしくは燃料電池バスの割合を2025年までに96%とする目標を決定した。
同計画では他に、バス停の整備とともにEV充電スタンドの設置率100%にまで高める。また巡回タクシーも新車及び買換での電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHV)もしくは燃料電池車(FCV)の割合を100%にまで高める努力目標も掲げた。
貨物車両の転換では、まずは実証プログラムとして、LNG車両も含めた形で実証実験を開始。その後、段階的にEVもしくはFCVのみに許可証を発行する措置を進めていく。実現すると、プラグインハイブリッド型の貨物車両も禁止される。
今回の計画では、中心部では電子停車サインの設置も進めるとともに、商業駐車場のインターネット接続を100%にまで高め、電子決済を可能にすることも義務目標として掲げた。
【参照ページ】上海:“十四五”期间新能源公交车辆比例将达到96%
【参照ページ】关于印发《上海市道路运输行业“十四五”发展规划》的通知
【参照ページ】上海市道路运输行业“十四五”发展规划
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