食品世界大手米ケロッグの英国法人は12月2日、主力シリアル商品「コーンフレーク」の内側包装をリサイクル可能な紙製に切り替える実証を、英小売大手テスコと協働で実施すると発表した。紙箱の中のプラスチック包装を紙製に切り替える試み。
同社は、2025年までに全ての容器・包装を100%再利用可能、リサイクル可能、または堆肥化可能にすることを目標として掲げており、今回の施策もその一環。2022年1月からテスコの一部店舗に導入する。今回の実証結果を今後に活かす。
菓子パッケージは従来、一般的な家庭廃棄物からのリサイクルがされてこなかった部材。同社は、アイルランドやベルギーでは、プラスチック製の袋を用いながら、リサイクルまでやりきる実証を進めている。
今回導入して紙製パッケージは、輸送時の耐久性や、鮮度保持の観点も考慮。消費期限も12ヶ月となっている。
【参照ページ】KELLOGG’S REVEALS RECYCLABLE PAPER LINERS IN CEREAL BOXES
【画像】Kellogg's
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら