環境 公開日:2021/12/09 【環境】2021年の世界CDP Aリスト企業一覧 〜気候変動・ウォーター・フォレストの3分野〜 環境情報開示を推進する国際NGOのCDPは12月7日、「気候変動」「ウォーター(水)」「フォレスト(森林)」の3分野での2021年度Aリスト入り企業を公表した。CDP気候変動では、今回272社がAスコアを取得。昨年の270社から2社増えた。3分野全てでAリスト入りした企業も世界で14社と過去最多となった。 3分野の国別A取得社数は、日本が55社で首位。米国29社、フランス22社、英国14社、ドイツ12社と続く。日本企業でAリスト入りした企業には、再生可能エネルギー100%での事業運営イニシアチブ「RE100」加盟企業やカーボンニュートラル宣言企業が多い。 CDPは、企業の対話を促すために機関投資家が発足させたNGO。約600の機関投資家は「気候変動」「ウォーター(水)」「フォレスト(森林)」それぞれのプログラムごとに署名し活動を支援している。 CDPが送付してくる質問書に回答することは、企業自身にとっても、積極的に情報開示をしている姿を示すことができるためメリットが大きい。気候変動や水、森林の分野での自身のインパクトを測定することになるため、自社の状況の可視化にもつながる。また、CDPは機関投資家の間でも認知度も高い。 特に今年は、気候変動に関する査定基準が大きく引き上げられたため、気候変動でのAリストが昨年の280社から今年は201社へと激減した。【参考】CDPとは・意味(2016年2月20日)Aリスト入りした日本企業気候変動 世界201社。日本企業(赤)は55社。ACCアクシオナイオン味の素アルストムアルトリア・グループアサヒグループホールディングスアスクルアストラゼネカアトランティカ・サステナブル・インベストメントAtosアバロン・ベイ・コミュニティーズアズビルBNYメロンBTグループバイエルベスト・バイBonavaBorregaardボストンコンサルティンググループ(BCG)ブレンボセメックスCNHインダストリアルCSX CorporationCVSヘルスカイシャバンクカナディアン・ナショナル鉄道キャップジェミニカールスバーグカルフールセルネクス・テレコム中国移動通信(チャイナ・モバイル)中外製薬シティ・デベロップメンツコカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズコカ・コーラHBCCogecoコルゲート・パーモリーブリシュモンカリーズ第一三共ダイキン工業大和ハウス工業大和ハウスリート投資法人ダノンドイツ鉄道ドイツテレコムディアジオイーオンEDFポルトガル電力公社(EDP)エナガスエネルEmpresasエスティーローダーフィルメニッヒ不二製油グループ本社フェロビアル第一金融控股フォード富邦金融控股富士電機富士通古河電気工業GEAゼネラル・ミルズグリーグ・シーフードGrupo LogistaHPハイデルベルクセメント日立製作所ホルシム現代グロービスICFインターナショナルイベルドローラインペリアル・ブランズインフォシスInmobiliaria ColonialインテルIFFセインズベリーJ.フロント リテイリングジェーシードゥコーJLL日本たばこ産業(JT)Jeronimo Martinsジュニパーネットワークス花王KB金融グループコーセー川崎汽船ケリングKescoキリンホールディングスクラビンクレピエール小松製作所KoneコニカミノルタDSMフィリップス熊谷組京セラロレアルLANXESSLGユープラスバンク・ポスタル仏郵政公社ランド・セキュリティーズラスベガス・サンズLenzingレオナルドランドベックMS&ADインシュアランスグループホールディングスMacerichマヒンドラ&マヒンドラMercialysメッツァ・ボアルドミシュランマイクロソフト三菱電機三井不動産モンディムーディーズ村田製作所日本電気(NEC)ナブテスコ南亜科技ナショナル・グリッドニコン日本郵船日産自動車野村ホールディングス野村総合研究所ノボノルディスク大林組小野薬品工業パッカーフィリップモリスインターナショナルピレリポーラ・オルビスホールディングスポストNLPower Corporation of Canadaレマ1000Raizenリコーロバート・ボッシュBAMグループS&PグローバルサノフィSAP積水化学工業SGホールディングスSKテレコムサンゴバンセールスフォースサルバトーレフェラガモScatecScentreシュナイダーエレクトリックセイコーエプソン積水ハウスSevern Trent清水建設シーメンス・ガメサ・リニューアブル・エナジーSignifyサイモン・プロパティ・グループ信義房屋SofidelSOMPOホールディングスソニーSopra Steriaスタンレー・ブラック&デッカー住友化学住友林業シムライズテトラパックTKエレベーターテック・マヒンドラテレフォニカレゴグループTietoEVRY戸田建設東京製鐵東急不動産ホールディングス凸版印刷トヨタ自動車UBSUnibail-Rodamco-WestfieldユニリーバヴァンシVallourecVentasVISAボルボ・カーズウィプロワールドラインヤマハ元大金融控股ティッセンクルップオーステッドウォーター 世界118社。日本企業(赤)は37社。ASEテクノロジー・ホールディングス(日月光投資控股)アイシン精機アルトリア・グループAmbuja CementsABインベブアサヒグループホールディングスアストラゼネカブラスケムブレンボブリヂストンCNHインダストリアルシーザーズ・エンターテインメントカールスバーグCentrais Eletricas Brasileiras中外製薬シティ・デベロップメンツコカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズコカ・コーラHBCコルゲート・パーモリーブコルゲート・パーモリーブ・インドミナスジェライス電力DSスミスダノンデルタ電子デンソーディアジオETI SODAエコラボエレクトロラックスフィルメニッヒ不二製油グループ本社富士フイルムホールディングスフォード台湾化繊台塑石化台湾プラスチック富士通GEAグループゼネラル・ミルズGMジボダンHPハーモニー・ゴールド・マイニングハイネケンヒューレット・パッカード・エンタープライズ日立製作所IngredionインテルIFFセインズベリー日本たばこ産業(JT)Jeronimo Martins花王KORDSA TEKNIK TEKSTILカゴメケリング起亜自動車キッコーマンキリンホールディングスクラビン小松製作所DSMクボタロレアルLGイノテックLIXILグループラスベガス・サンズレノボLenzingリンデライオンマヒンドラ&マヒンドラマルフリグ・グローバル・フーズ丸紅明治ホールディングスメッツァ・ボアルドマイクロソフト三菱ケミカルホールディングスMondi日本電気(NEC)ナブテスコ南亜プラスチックNaturgy Energy日産化学工業日産自動車小野薬品工業大阪ガスオーウェンスコーニングポスコPTTグローバル・ケミカルフィリップ・モリス・インターナショナルロームRegeneration Phamaceuticalsサノフィ積水化学工業サムスン電子シュナイツァー・スチール・インダストリーズセイコーエプソンソニースタンレー・ブラック&デッカー住友化学サントリー食品インターナショナルスワイヤー・コカ・コーラシムライズTDKテックフェン・ホールディングスTSMCテック・マヒンドラテシー・プラスチックコカ・コーラ・カンパニー東京エレクトロン東レトヨタ自動車ユニリーバユナイテッド・マイクロエレクトロニクスVFコーポレーションVeresceneceフォルクスワーゲン アサヒグループホールディングス、中外製薬、不二製油グループ本社、富士通、日立製作所、日本たばこ産業(JT)、花王、キリンホールディングス、小松製作所、NEC、ナブテスコ、セイコーエプソン、小野薬品工業、積水化学工業、セイコーエプソン、ソニー、住友化学、トヨタ自動車の18社は、気候変動とウォーターの双方でAリスト入りを果たした。フォレスト(木材) 世界13社。日本企業は1社。BorregaardEmpresasエシティHP花王クラビンロレアルLenzingメッツァ・ボアルドモンディフィリップ・モリス・インターナショナルテトラパックUPMキュンメネフォレスト(パーム油) 世界12社。日本企業は2社。Borregaardバイヤスドルフダノンフィルメニッヒ不二製油グループ本社IFF花王ロレアルマースペプシコシムライズユニリーバフォレスト(畜牛) 世界0社。日本企業は0社。フォレスト(大豆) 世界3社。日本企業は0社。Amaggiロレアルユニリーバ 「気候変動」「ウォーター」「フォレスト」全てでAリスト入りしたのは、ダノン、フィルメニッヒ、不二製油グループ本社、HP、IFF、花王、クラビン、Lenzing、ロレアル、メッツァ・ボアルド、モンディ、フィリップ・モリス・インターナショナル、シムライズ、ユニリーバの計14社。[2021.12.13修正] 一部内容を修正した。【参照ページ】The A List 2021 株式会社ニューラル サステナビリティ研究所この記事のタグ Aリスト CDP レポーティング・ガイドライン・法規制 投資先・ESG投資 政府・国際機関・NGO 森林保全 気候変動 水 環境Sustainable Japanの特長Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。時価総額上位100社の96%が登録済業界第一人者が編集長7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1 さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら