飲料世界大手ベルギーのアンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABインベブ)は12月6日、2040年までにスコープ3を含むバリューチェーン全体でのカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)目標を発表した。
同社は、サプライヤーと小売との協働を強化。革新的な技術を持つスタートアップ企業とのパートナーシップや、幅広い業界へのエンゲージメントも行う。またサプライチェーン上の農家に対し、リジェネラティブ農業を拡大するようエンゲージメントも実施。水系の健康改善に向け、自然を軸としたソリューション(NbS)も展開する他、バリューチェーン上の地域の二酸化炭素排出量削減にも投資を行う。
同社はすでに、2017年から2020年にかけ、スコープ1とスコープ2での二酸化炭素排出量を25%削減。スコープ3を含めた全体では10%削減を達成した。また2021年初頭には、中国・武漢およびブラジル・ポンタ・グロッサの醸造所、ブラジルのモルトハウスでカーボンニュートラルを実現。英国ウェールズのマゴーでは、グリーン水素ステーションの導入を行った。
【参照ページ】Advancing our ESG journey with a new ambition to achieve net zero across our value chain by 2040
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら