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【国際】ダウ・ジョーンズ、ESGインデックス「DJSI」の2021年銘柄入替発表。日本企業の新採用は4社

 金融インデックス開発世界大手S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは11月12日、Dow Jones Sustainability Indices(DJSI)シリーズの銘柄評価機関の役割を担っているS&Pグローバルとともに、2021年のDJSIシリーズの年間分析結果および採用銘柄入れ替えを発表した。銘柄入れ替えは11月22日から有効となった。

 DJSIシリーズは、1999年に誕生して以来、ESGインデックスの老舗として存在感を示してきている。DJSIシリーズは最新のSAMの企業評価「Corporate Sustainability Assessment(CSA)」に基づき、年に1度銘柄入れ替えを行っている。CSAは適宜、評価体系を見直しており、実際毎年アップデートされている。今年の評価体系では、大多数の項目で要求レベルの引き上げや詳細化が行われた。

 DJSIシリーズには、先進国・新興国双方対象の「DJSI World」、北米地域対象の「DJSI North America」、欧州地域対象の「DJSI Europe」、アジア太平洋地域対象の「DJSI Asia Pacific」など8種類ある。その中でも最も注目を集めているのは、DJSI Worldで、構成銘柄は今回322社。

 DJSI Worldに新たに採用された日本企業は、住友林業、オリンパス、SOMPOホールディングス、資生堂の4社。

 また、昨年に引き続き採用されたのは、本田技研工業、伊藤忠商事、小松製作所、LIXILグループ、三井物産、ナブテスコ、双日、TOTO、凸版印刷、ニコン、積水化学工業、野村ホールディングス、味の素、日清食品ホールディングス、シスメックス、MS&ADインシュアランスグループホールディングス、三菱ケミカルホールディングス、Zホールディングス、中外製薬、第一三共、小野薬品工業、日本プロロジスリート投資法人、ファーストリテイリング、丸井グループ、楽天、NEC、野村総合研究所、NTTデータ、オムロン、リコー、ANAホールディングス。日本企業の採用は合計35社で、昨年の39社から4社減った。

 一方、昨年採用されていたが今年採用されなかったのは、積水ハウス、大和証券グループ本社、花王、東京海上ホールディングス、富士通、コニカミノルタ、NTT、横河電機。

【参照ページ】S&P Dow Jones Indices Announces Dow Jones Sustainability Indices 2021 Review Results

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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